詩情 13
*
「言葉」
君はいつだって可憐だね。
そして僕は、なんてことのない人間かもしれない。
光はこうして生まれるのです。
牧師は子供の僕にそう言っていた。
とてもひっそりとした小さなパプテスト教会だった。
信じられるかい?
君は輝きとなり、光を満たした。
僕は、只、君が離れないようにすることが精いっぱいで、
片時も後悔する余裕なんてなかった。
嗚呼、こんな気持ちは久しぶりだ。
まるで君が初恋の女性とかぶって見える。
君は僕からあの女性を思い出にしてくれるのかい?
僕はとても傷が深い。
でもね、君が僕を本気で愛してくれるなら、
僕は君のことを幸せにできる自信がある。
一緒に行こう。
愛している。
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